職人のそれぞれの職場環境は、それほど大差はありません。これは、食品加工部門の清潔な空間から油にまみれたガレージまで、すべてについて言うことができます。そして、ときには作業終了後に、ドライバーのグリップ のクリーニングが必要になることがあります。しかしご注意ください。どの素材のグリップでも、すべてが同様にクリーニングできるわけではありません。そこで、素材に応じた正しいグリップのクリーニング方法をご紹介します。
素材:CAB - セルロース アセテート ブチレート
この耐油性かつ耐ベンジン性で、耐衝撃性の素材は、再生可能資源 (木材) から作られます。当社は、この素材から、さまざまな形状のグリップを製作しています。
- Classic - 数百万回もの使用で強度が実証された、ほぼ破損不可能の汎用グリップ
- Multicraft – 表面が粗く形状がやや凸面のこのグリップは、油にまみれた手でも作業が可能です
結論:CAB 素材で作られたグリップは、水、脱脂洗浄剤あるいはベンジンによる従来式のクリーニングが必要なところに使われます。
素材:PP – TPE - ポリプロピレン – 熱可塑性エラストマー
このグリップは、硬いコア部分とグリップ用の被覆部分の 2つの部分 (素材) からできています。耐油性かつ耐ベンジン性で、各種の溶剤にも耐性があり、 さらに高圧蒸気滅菌器での最高 140 °Cまでの耐熱性があります。当社は、この素材で以下の製品を製作しています
- スイスグリップ - 濡れた手でも滑らない
- エレクトロツール - VDE (ドイツ電子技術者連盟) で 1000 V まで検査済み
- ESD –静電放電
結論:PP-TPE 素材のグリップは、市販の汎用シンナーや、アセトンといった各種の溶剤に対する耐性があります。そのため、医薬品や食品加工等の、無菌であることが要求される環境でも使用することができます。
当社の <link de werkzeuge quality-hand-tools schraubenzieher highlights>グリップ製品リスト およびその使用例については下記のページをご参照ください。