08.05.2018 | トピックス

「我々は何かを造りたいのです」

ブルクドルフにあるウェアフトシュタットでは3人の男たちがPB Swiss Toolsの道具を使って船を造ったりキャラバンの修復を行っています。彼らを訪ねてみました。

絵:働く男たち: クアト・ノイエンシュワンダー、ニク・メンツ、ミハ・ビュアギー(左から右)はブルクドルフで「ウェアフトシュタット」を経営している。

ブルクドルフのアインシュラークウェークにウェアフトシュタットはあります。ここでミハ・ビュアギー、ニク・メンツとクアト・ノイエンシュワンダーはここに根を下ろし、独立採算制の共同工房を開きました。木工、樹脂加工そして造船作業を行い、そして「キュラ」・ノイエンシュワンダーがクラッシック・カーや小型キャンピングカーの修復を行うと自動車整備も行われます。 

海に惹かれて

ミハ・ビュアギーは船大工でツォーフィンゲンにある船大工とマリン整備士の養成を行う職業訓練専門学校の先生です。航海は先祖代々受け継がれている: 「祖父も曽祖父も海の男でした。」彼も海の魅力に取りつかれました。教員免許取得後、23歳でニダウにあるショイラー造船所で船大工になるための訓練を受け始めました。14年間そこで学んだときに「何か新しいことを始める時が来た」と感じたのです。

ニクとミハはショイラー造船所からの知り合いでそこでは2年間一緒に働いていました。なのでその後何かを一緒に立ち上げるのは自然な流れでした

その新しいものとはアインシュラークウェークにあった空いていたホールで見つけたのでした。「私が興味を持っているのは船の修理やメンテナンスをすることだけではなく、一から新しい船を造りたいんだ。」とミハ・ビュアギーは自分の夢についてこう語ります。ブルグドルフの工房を既に検討していたニク・メンツとクアト・ノイエンシュワンダーも夢を持っていました。ニク・メンツの体内には海水が流れている: 彼の祖父も船長として北海でに出て、今となっては木工屋の孫が船と木でできたものすべてを扱っている。彼は小さな家具や家の改築なども行う。 

ウェアフトシュタット内の自動車修理工場

共同工房の3人目のクアト・ノイエンシュワンダーは木とは無関係だ。彼は電気工で情報工学を学び、8割は別の会社で働いている。ビートル、キャンピング・カー、クラッシック・カーそしてエンジンに情熱を捧げる。ウェアフトシュタット内のガレージは彼が仕切っていて、お客さんからの依頼がないときは自分のフォルクスワーゲンのキャラバンをいじっている。彼ら3人に共通するものは何かを造りたいという想い。「我々は何かを造りたいのです」

PB Swiss Toolsの道具を使って 

ウェアフトシュタットではPB Swiss Toolsの道具が使われている。<link ja サポート サービス スポンサー活動>スポンサー規定に基づき若い起業家をスイスグリップドライバーなどのツールを提供することにより応援しています。特に湿った環境では、濡れている道具でもしっかりと握れることが威力を発揮する。ミハ・ビュアギーにとっては、その以外にもスイスグリップを好む理由がある。「ネジを締める時に道具を通じてネジを感じるのが好きなんだ。」

造船業界は厳しい

スイスに於いて造船業の先行きはどうですか?「容易ではないです。」とミハ・ビュアギーとニク・メンツは言います。「市場は小さいですし、ブルグドルフは水辺ではないので。しかし、いい仕事をすれば評判が上がり、お客さんがついてきてくれると信じています。」実は需要が少ないわけではありません。「もっと時間があれば、さらに多くの仕事を引き受けられるのに」とミハ・ビュアギーは嘆きます。しかし職業訓練学校の教職は続けるつもりです「教えるのは好きだし、家族にとっても安定した収入に繋がります。」

ハンドツールに直接関わっている人、会社や団体をスポンサリングを通じて応援しています。このプロジェクトはスイス国内限定です。興味がある方はコチラをご覧ください。 <link ja サポート サービス スポンサー活動>スポンサー規定.

詳しくはwerftstatt.ch

 

ウェアフトシュタットでの光景

体内には海水ウェアフトシュタットで船の作業をしているニク・メンツ

 

木材は手で削られます。

 

チームワークウェアフトシュタットでみんなが手伝います。

 

ミハ・ビュアギーはPB Swiss Toolsの道具に太鼓判を押す。「やっぱりこれば一番。」

 

クアト・ノイエンシュワンダーは特にクラッシック・キャラバンの修復に情熱をかける

 

ミハ・ビュアギーはスイスグリップについてこう語る「ネジを締める時に道具を通じてネジを感じるのが好きなんだ。」

 

3人衆とその宝ウェアフトシュタットは共同プロジェクト

 

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